クックチルによる院外調理サービス
クックチル調理法について
クックチルは、加熱調理後90分以内に中心温度3℃以下まで急速冷却をして、0~3℃で衛生的に保管し、食事を提供する直前に再加熱する調理法です。
保管しておける期間は、一次加熱をした日から提供する日を含めて5日間になります。病院や福祉施設のお食事は、様々な形態・種類の食事が必要とされる関係で、人手と安全性の確保が常に課題となっておりますが、クックチルは食の安全性を確保し、調理の効率化を実現できる調理方法です。
又、常に各お客様の厨房には3食から4食分をストックしておりますので、災害時等にも安心です。


クックチルのメリット
料理面
- 1.安全性
- 加熱後、提供までの時間が短いので高い安全性
- 2.提供温度
- 適温給食対応
- 3.味と品質
- セントラルキッチンで大量調理の為、味も品質も安定
厨房スタッフ
- 1.就業時間
- 作業がシンプルなので、早朝や夜間までの勤務なし
- 2.厨房環境
- 盛付と再加熱が主な作業の為、高温多湿にならず快適
- 3.疲労度合
- 重労働作業がない為、疲れにくい
- 4.休 暇
- 計画的な勤務シフトと作業標準化により、取得しやすい
- 5.清掃消毒
- 使用機器が少ないので、短時間で済む
- 6.作業人員
- 作業が限定されるので、少人数対応が可能
厨房経費
- 1.厨房消耗品
- 使用品目が少なくなり経費削減が図れる
- 2.検品作業
- 納品は1日1回となり検品作業が軽減される
- 3.水道光熱費
- 使用する加熱機器が減り、大幅削減が図れる
- 4.厨房面積
- 設置機器や作業工程が少なくなるので、必要面積が抑えられる
クックチルに必要なお客様で準備いただく厨房機器
- 業務用冷蔵庫・冷凍庫(弊社がお届けした料理をチルド保管していただきます)
- スチームコンベクションオーブン(弊社がお届けした料理を再加熱していただきます)
- 再加熱用カート(ニュークックチルの場合)
- 炊飯器・汁物調理機器
クックチルの弊社からお客様への料理等の流れ
(④ホテルパンにてバルク冷凍搬送)
2.炊飯・汁物調理→盛付→提供
3.食器・機器洗浄→消毒・保管
4.ホテルパン洗浄
(ホテルパンを返送)
スチームコンベクションや回転釜などで中心温度75℃以上で1分以上加熱します。

調理した料理をブラストチラーなどの冷却機に入れ、冷風で急速冷却し、細菌の増殖を防ぎ料理の品質を保ちます。この時、加熱調理から30分以内に料理の冷却に移行し、90分以内に料理の中心温度が3℃以下になるように冷却します。

食中毒となる菌や微生物を増やさないよう、0〜3℃の適温でチルド保存します。
料理をホテルパンごと日配冷凍便でお届けいたします。
2時間以内に喫食できるよう配膳時間に合わせて、中心温度75℃以上で1分以上加熱します。
再加熱した料理を食器に盛り付けます。
クックチルの食数発注と納品について
1)原則、喫食予定日の7日前に食数のご発注をお願い致します。
2)食数変更がある場合は、出来るだけ早くご連絡願います。尚、食数及び日数によっては対応しかねる場合がございますので、ご了承願います。
1)原則、日曜日を除く毎日自社便または宅配便でお届け致します。
2)配送料は別途ご請求となります。
3)配送時間など詳細はご相談の上、取り決めさせていただきます。
※クックチルの流れ画像ver.1
※クックチルの流れ画像ver.2
当社のセントラルキッチンは「とちぎハサップ」認証施設であり、安全で安心な温かいお食事のご提供をお約束致します。